icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻6号

1984年06月発行

Urological Letter

外来での小手術についての提言/ストレス尿失禁に対する新手術法

ページ範囲:P.470 - P.470

文献概要

 これから述べる筆者の提言が診療所の外来で行う泌尿器科的手術施行にいくらかでも役立てば幸いである。病院がDRG'sおよびそれに類するものからの規制がふえてきた状況下で,このことは確かに将来の波になるだろうと思われるので,今からこれらの変化に対して準備をしておかなければならない。
 Ⅰ.尿道拡張(糸状ブジーの先行が必要な場合をも含めて),男女の尿道外口部のポリープ,膀胱頸部の偽ポリープおよび膀胱の1ないし5mmぐらいのポリープ様腫瘍の膀胱鏡的放電療法,小結石の除去などはAnestacon (2% Lidocaine)をゆるやかに膀胱内に注入し,ついで尿道内に2%キシロカイン15mlを追加注入。5ないし8分そのまま保持した後には手術が楽に行える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら