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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻6号

1984年06月発行

文献概要

特集 尿路性器癌の化学療法

睾丸腫瘍の化学療法

著者: 古武敏彦1 三木恒治1

所属機関: 1大阪府立成人病センター泌尿器科

ページ範囲:P.481 - P.489

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 睾丸腫瘍の化学療法は1960年のLiら1)によるアクチノマイシンD(ACD),クロラムブシル,メトトレキセートによる三者併用療法に始まる。その後幾多の変遷を経て,シスプラチン〔cis-Diam-minedichloroplatinum(Ⅱ),cis-platinum,CDDP〕の登場により,その治療成績は飛躍的に向上し,従来極めて難治性であつた進行性睾丸腫瘍も今や完全治癒を期待しうる悪性腫瘍の1つになりつつある。本稿においては,睾丸腫瘍の概要および,化学療法における問題点をわれわれの経験と文献的考察の両面より記述する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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