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特集 尿路性器癌の化学療法
陰茎癌の化学療法
著者: 金岡俊雄1 岡田謙一郎1
所属機関: 1京都大学医学部泌尿器科学教室
ページ範囲:P.491 - P.495
文献購入ページに移動陰茎癌は欧米では極めて稀な疾患であるが,本邦では男子癌患者の4%前後を占め,アフリカのウガンダ,中米のプエルトリコ,メキシコ,アジアでは中国,セイロンなどと同じく比較的高頻度にみられる1)。
陰茎癌の誘因として包茎があげられ,陰茎癌患者の70%が包茎といわれているが,たとえば上記高頻度国でも割礼を行う民族には少ないといわれる。
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