文献詳細
手術手技
文献概要
竹内氏の考案された尿管回腸開放吻合法は,尿管と腸管の吻合が安全かつ確実に行えるという点ではうなづける。
回腸導管造設術に際し,われわれのところで行つている手術では,尿管の露出,確保および回腸の曠置までの手技はほとんど竹内氏と同様の運びである。しかし,以下の3点でその手技が異なるのでこれらにつき述べる。すなわち尿管回腸吻合部の処理,ストーマ形成部の処理,およびスプリントカテーテル留置においてである。
回腸導管造設術に際し,われわれのところで行つている手術では,尿管の露出,確保および回腸の曠置までの手技はほとんど竹内氏と同様の運びである。しかし,以下の3点でその手技が異なるのでこれらにつき述べる。すなわち尿管回腸吻合部の処理,ストーマ形成部の処理,およびスプリントカテーテル留置においてである。
掲載誌情報