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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻7号

1984年07月発行

文献概要

症例

早期腎細胞癌の2例

著者: 柏木明1 中西正一郎1 坂下茂夫1 丸彰夫1 小柳知彦1

所属機関: 1北海道大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.603 - P.605

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緒言
 近年全身CT,腹部エコーなどの導入により腎細胞癌の診断法は大きな進歩をとげ,発見のきつかけとなつた初発症状から確定診断に至るまでのプロセスも大きく変化してきており,とくに最近はまつたく無症状のうちに偶然発見される症例の増加が特徴的である。われわれも最近早期腎癌とも呼ぶべき微小腎細胞癌の2例を経験したので,症例を供覧するとともに初発症状の推移などについて若干の検討を加え以下に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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