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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻8号

1984年08月発行

手術手技

追加発言 1

著者: 神崎仁徳1

所属機関: 1浜の町病院泌尿器科

ページ範囲:P.670 - P.671

文献概要

 結膜導管法は回腸導管法に比し,逆流防止型導管吻合が確実に行えること,ストーマのトラブルが少ないことなどより,腎機能の荒廃防止が期待される術式である。特に生命の予後が腎機能に左右される良性疾患においてその有効性がより期待される術式である。
 しかし,反面,大腸を用いるため,回腸利用より腸管の縫合不全に注意する必要があり,また,利用できる結腸に個人差が大きく,十分な長さの腸節を得るのが困難な例の存在にも注意を要する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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