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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻8号

1984年08月発行

症例

特発性後腹膜線維化症の2例

著者: 永田幹男1 岡本重禮1 貫井文彦1 泉博一1

所属機関: 1聖路加国際病院泌尿器科

ページ範囲:P.709 - P.711

文献概要

緒言
 特発性後腹膜線維化症は1948年Ormond1)が後腹膜の非特異的炎症による尿管閉塞例として報告してから注目されてきた疾患である。
 本邦では1953年,棒2)が尿管の通過障害を来した症例を報告したのが最初で,その後,現在までに53症例の報告をみる。本症は慢性病変ながらその予後は必ずしもよいとはいえない。その理由の一つとして,診断が必ずしも容易でないことがあげられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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