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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻8号

1984年08月発行

症例

尿細管性アシドーシス不完全型の2例—結石治療についての考察

著者: 三宅範明1 山本修三1 中村章一郎1 平石攻治1

所属機関: 1徳島大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.713 - P.716

文献概要

緒言
 遠位型腎尿細管性アシドーシス(以下RTA)は,高頻度に腎石灰化症および腎結石を合併する。
 われわれは,不完全型RTAの2例を経験したが,1例では腎結石の治療としてアルカリ化剤(重曹)を投与したところ,結石の急速な増大をみた。本疾患にアルカリ化剤を投与することは,結石の発生や増大を助長する可能性もあり,この点について考察を加える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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