文献詳細
特集 インポテンスの診断と治療
文献概要
緒言
夜間陰茎勃起現象(nocturnal Penile tumescence=NPT)の記録は,現在のところインポテンス(IMP)の客観的診断法として一番信頼性があると考えられている。
NPTがIMPの鑑別診断に用いられるのは,正常人(小児から老人まで)のREM (rapid eyemovement)睡眠時には80〜95%にNPTが認められ1,2),器質的障害があればNPTが消失するが,心理的障害で性交時に勃起障害があつても睡眠時には中枢よりの抑制がはずされてNPTは認められるとの考え3)による。
夜間陰茎勃起現象(nocturnal Penile tumescence=NPT)の記録は,現在のところインポテンス(IMP)の客観的診断法として一番信頼性があると考えられている。
NPTがIMPの鑑別診断に用いられるのは,正常人(小児から老人まで)のREM (rapid eyemovement)睡眠時には80〜95%にNPTが認められ1,2),器質的障害があればNPTが消失するが,心理的障害で性交時に勃起障害があつても睡眠時には中枢よりの抑制がはずされてNPTは認められるとの考え3)による。
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