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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科39巻10号

1985年10月発行

特集 インポテンスの診断と治療

夜間陰茎勃起現象

著者: 今川章夫1

所属機関: 1高松赤十字病院泌尿器科

ページ範囲:P.819 - P.821

文献概要

緒言
 夜間陰茎勃起現象(nocturnal Penile tumescence=NPT)の記録は,現在のところインポテンス(IMP)の客観的診断法として一番信頼性があると考えられている。
 NPTがIMPの鑑別診断に用いられるのは,正常人(小児から老人まで)のREM (rapid eyemovement)睡眠時には80〜95%にNPTが認められ1,2),器質的障害があればNPTが消失するが,心理的障害で性交時に勃起障害があつても睡眠時には中枢よりの抑制がはずされてNPTは認められるとの考え3)による。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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