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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科39巻10号

1985年10月発行

特集 インポテンスの診断と治療

インポテンスの手術療法—特に陰茎プロステーシスの挿入および植え込み手術について

著者: 岡本重禮1 内田豊昭2

所属機関: 1聖路加国際病院泌尿器科 2北里大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.827 - P.831

文献概要

緒言
 インポテンスに対して初めて手術療法が試みられたのは17世紀にさかのぼる。その後いくつかの手術法が提唱された中で,今日近代泌尿器科学として評価を受けたものは,血管外科により陰茎海綿体の血流増加を計る方法と陰茎プロステーシスの挿入または植え込みにより陰茎の硬化を計る方法だけである。その中でも,特に後者が最も有効な手術法として定着した。
 その理由として,陰茎に性交可能な程度に硬度を与える方法としては,プロステーシスを利用する方法が最も容易でかつ確実であるということが考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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