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講座 尿路性器の断層画像の読み方
IV.膀胱
著者: 大石元1 吉岡哲也1 広橋伸治1 打田日出夫1 松尾敏和2 吉矢和彦2 平尾佳彦3 岡島英五郎3
所属機関: 1奈良県立医科大学放射線医学教室 2総合大雄会病院放射線科 3奈良県立医科大学泌尿器科学教室
ページ範囲:P.855 - P.859
文献購入ページに移動膀胱疾患に対する各種画像診断法の中でも,この領域において臨床上とくに重要である膀胱腫瘍の診断には,US,CT,MRIなどの断層画像診断法が有効である。すなわち,これらの断層画像診断法において,はじめて膀胱腫瘍の治療方針や予後の判定に重要な浸潤度診断にせまる腫瘍と膀胱壁との関係や膀胱外への進展状況に関する情報が明瞭に把握しうる。本稿では,膀胱腫瘍に対する各種断層画像診断法の選択と診断のすすめ方,ならびに読影のポイントについて代表症例を呈示し概説する。
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