icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科39巻10号

1985年10月発行

Urological Letter・400

夜間頻尿と"臥床による夜間利尿"

ページ範囲:P.859 - P.859

文献概要

 筆者らは皆,膀胱機能を自制できない(detrusorhyper-reflexia)ための夜間頻尿と下部尿路閉塞による夜間頻尿とを注意深く区別している。稀な夜間頻尿の原因には,慎重に注意するように教えられてきた。日中の排尿回数は正常かあるいは正常よりも少ない型のものがある。これが夜間頻尿と関連しているのである。
 尿流の性状は前立腺の大きさによつて変化することもあるが,変化しないこともある。また,朝になると消えてしまう足の浮腫が,夜寝ている間に現われることがある。この浮腫は確かに病的なものだが,現われないこともあり,患者がよく見ていないので,その浮腫に気づいていないこともある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら