文献詳細
手術手技
文献概要
はじめに
全除精術の対象となる主な疾患は陰茎癌であるが,その発生率は年々減少しており,また,全除精術が必要となるような進行癌は更に少ない。更にブレオマイシンの発見と放射線療法の発達により,手術療法の適応となる陰茎癌は著しく減少しているのが現状である。
陰茎癌以外では皮膚癌および尿道癌などであるが,何れも稀なものである。ここに著者の経験に基づき,全除精術の手術手技について記す。
全除精術の対象となる主な疾患は陰茎癌であるが,その発生率は年々減少しており,また,全除精術が必要となるような進行癌は更に少ない。更にブレオマイシンの発見と放射線療法の発達により,手術療法の適応となる陰茎癌は著しく減少しているのが現状である。
陰茎癌以外では皮膚癌および尿道癌などであるが,何れも稀なものである。ここに著者の経験に基づき,全除精術の手術手技について記す。
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