icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科39巻12号

1985年12月発行

原著

進行性陰茎癌切除後の再建における大腿筋膜張筋皮弁の応用について

著者: 田代和也1 鈴木正泰1 和田鉄郎1 大石幸彦1 町田豊平1 栗原邦弘2

所属機関: 1東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室 2東京慈恵会医科大学形成外科学教室

ページ範囲:P.1013 - P.1016

文献概要

はじめに
 近年,形成外科技術の進歩により,癌の根治的手術などに伴う広範囲の皮膚欠損を十分に補えるようになつてきた。泌尿器科領域においては,外陰部の悪性腫瘍,特に陰茎癌の広汎切除術後の皮膚欠損に対して,形成外科的技術の応用が重要なものとなつている。今回,われわれは進行性陰茎癌の手術に伴う広汎な皮膚欠損をきたした症例に対して,大腿筋膜張筋皮弁(Tensor Fascia LataMyocutaneous Flap)を用いて皮膚欠損部の再建を行い良好な結果を得ているので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら