icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科39巻12号

1985年12月発行

文献概要

症例

クローン病に合併した膀胱腸瘻の1例

著者: 今中啓一郎1 町田豊平1 増田富士男1 小寺重行1 山崎春城1 鈴木博雄1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.1033 - P.1035

文献購入ページに移動
緒言
 クローン病は,主として若年者を侵す難治性疾患で,その合併症状の一つに内瘻形成があげられる。しかし,その多くは腸管と腸管における内瘻で,腸管と他臓器との間のものは少ない。なかでも膀胱腸瘻は稀で,本邦における報告は未だ12例にすぎない。最近21歳男性にみられたクローン病による膀胱腸瘻を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら