icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科39巻12号

1985年12月発行

症例

フェナセチン濫用による原発性膀胱腫瘍の1例

著者: 羽入修吾1 高木隆治1 西山勉1 関根昭一2

所属機関: 1新潟大学医学部泌尿器科学教室 2新潟県立吉田病院泌尿器科

ページ範囲:P.1037 - P.1039

文献概要

緒言
 フェナセチン濫用による尿路腫瘍は欧米ではすでに140例以上報告されており,その発癌性が問題となつているが,本邦での報告はわずかに山本ら1)の1例だけである。最近われわれはフェナセチン濫用による腎乳頭壊死患者で原発性膀胱腫瘍が発生した1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら