文献詳細
症例
シンチスキャンで局在診断が可能であつた上皮小体腺腫の1例
著者: 武井孝1 白須宣彦1 小林克己1 小松秀樹1 上野精1 内山暁2
所属機関: 1山梨医科大学泌尿器科学教室 2山梨医科大学放射線学教室
ページ範囲:P.141 - P.143
文献概要
上皮小体機能亢進症の術前局在診断は容易ではない。しかし,近年の診断法の進歩により,かなり小さな腫瘤まで局在診断ができるようになつてきた。われわれは201Tlシンチグラフィーと99mTcO4—シンチグラフィーを用いたサブトラクション法によつて,術前局在診断が可能であつた症例を経験した。今回この症例を検討し,上皮小体機能亢進症の局在診断法について若干の文献的考察を加えて報告する。
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