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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科39巻4号

1985年04月発行

文献概要

綜説

CAPD療法

著者: 川口良人1 小路良1 石田裕一郎1 藤原誠治1 北條敏夫1 中尾俊之1 笠井健司1 久保仁1 宮原正1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学第二内科学教室

ページ範囲:P.267 - P.279

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 Continuous ambulatory peritoneal dialysis(CAPD)は末期腎不全に対する有力な血液浄化法としての地位を確立しつつある1〜4)
 わが国においても1980年代初期に小規模の治験が開始され5),1984年には限られた施設ではあるが健保採用が許可され発展しつつある。CAPDは医療スタッフの支援のもとに患者自身で日常の維持透析を実施するものであり,本法が有効,かつ適正に,合併症もなく行うことができれば,患者自身のリハビリテーション能力の拡大のみならず,腎不全治療にかかわるスタッフをよりリスクの大きい患者に集中させることができ,総合的な腎不全対策という見地からも,そのメリットは大きい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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