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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科39巻4号

1985年04月発行

手術手技

追加発言 2

著者: 長久保一朗1

所属機関: 1立川共済病院泌尿器科

ページ範囲:P.292 - P.292

文献概要

 尿管瘤は一部文献でみられるように稀な疾患でなく,かなり頻度の高いものであることはわれわれの経験でも明らかである。また,その手術方法についても,種々の報告がなされていて,高橋先生らはこの点について明解に述べている。一般に成人にみられる尿管瘤は単純性であることが多く,その処置も比較的簡単なものが多い。しかし,幼小児にみられるものは,膿尿などの尿路感染症を主訴として来院し,尿管瘤を見出されることが多いことから,異所性のものが多く,症例に応じて各種の手術手段を講じなければならない。われわれは尿管瘤についての若干の知見を得ているので,高橋先生らの報告とは多少の考え方や手術の方法の違いについてここで述べさせていただく。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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