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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科39巻4号

1985年04月発行

症例

腎部分切除を行つた単腎の腎細胞癌の1例

著者: 保坂恭子1 小川秋実1 渡辺健二1 原田勝弘1 和食正久1

所属機関: 1信州大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.313 - P.316

文献概要

緒言
 単腎に発生した腎癌,あるいは両側性腎癌に対する腎部分切除術は,スペインのPuigvertの21例の報告1),ヨーロッパの8施設合同の72例の報告2),米国のTopleyらの23例の報告3)があり,その遠隔成績は一側腎の腎癌に対する根治手術の成績に劣らない。本邦では,このような腎部分切除術の報告は10数例あるが,遠隔成績が明らかなものはその半数に過ぎない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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