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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科39巻4号

1985年04月発行

症例

右腎破裂を来した子宮頸癌からの転移性腎癌の1例

著者: 田林幸綱1 今村浩一1 秋鹿唯男1 東哲徳2 古野健児2 秋谷清2

所属機関: 1東京医科大学泌尿器科学教室 2東京医科大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.321 - P.324

文献概要

はじめに
 従来,他臓器癌の腎転移を臨床的に診断,治療した報告は少ないが,最近では原疾患の治療後のfollow upと各種検査法の進歩により,その報告は漸次増加している。われわれは右腎破裂で腎摘出術を施行した症例が,組織的に子宮頸癌の腎転移と判明したので報告する。文献上,子宮頸癌の腎転移例の臨床上の報告は本邦では2例のみで,自験例が3例目である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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