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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科39巻5号

1985年05月発行

文献概要

原著

膀胱全摘除術不能の進行膀胱癌に対する術中照射術

著者: 田利清信1 佐竹一郎1 竹内信一1 砂倉瑞良2

所属機関: 1埼玉県立がんセンター泌尿器科 2埼玉県立がんセンター放射線科

ページ範囲:P.415 - P.419

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緒言
 進行膀胱癌は,一般に膀胱全摘除術が最良の治療法と考えるが,尿路変更を拒否する患者や,高齢,全身衰弱,あるいは合併症のために膀胱全摘除術が不可能な患者に対しては,膀胱部分切除術,放射線外照射療法を行うことになる。しかし,進行膀胱癌に対する膀胱部分切除術や,外照射療法は必ずしも成績はよくない1,2)
 われわれは,進行膀胱癌に対する膀胱全摘除術の次善の治療法として,術中照射術を施行して,いまだ症例は少ないが,成績良好の結果を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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