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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科39巻5号

1985年05月発行

文献概要

症例

良性出血性孤立性巨大腎嚢胞の1例

著者: 石塚源造1 佐伯英明1 本間彰2 森田隆3 原田忠3 小関弥平4

所属機関: 1水戸協同病院泌尿器科 2水戸協同病院内科 3秋田大学医学部泌尿器科学教室 4江東微生物研究所

ページ範囲:P.429 - P.431

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はじめに
 腎嚢胞の内容液は清澄,麦黄色で脂肪を含まないとされているが,稀に悪性腫瘍の合併など,はつきりした出血の原因なしで血性液や凝血塊の時があり,このような場合,特に良性出血性腎嚢胞とも言われている1,2)。今回,われわれは良性出血性孤立性巨大腎嚢胞と考えられる1例を経験したので報告するとともに二,三文献的考察を加える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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