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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科39巻5号

1985年05月発行

症例

進行性膀胱腫瘍に対する血液透析,血液吸着および血漿交換を併用したCDDP大量動注の1例

著者: 高橋康英1 久島貞一1 伊藤勇市1 熊谷章2 鈴木知勝3

所属機関: 1市立釧路総合病院泌尿器科 2北海道大学医学部泌尿器科学教室 3釧路赤十字病院病理部

ページ範囲:P.433 - P.436

文献概要

緒言
 進行性膀胱腫瘍に対する化学療法は各方面で検討されているが,今なおその効果の確立されたものがないのが現状である。今回われわれは抗腫瘍効果の増強と,抗癌剤による全身的副作用の軽減を目的に,シスプラチンの選択的大量動注療法に,血液透析,血液吸着,血漿交換の併用を行い,満足できる効果を得られたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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