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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科39巻8号

1985年08月発行

原著

膀胱癌の浸潤度判定—CTとエコーの比較を中心に

著者: 北村康男1

所属機関: 1新潟大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.665 - P.668

文献概要

緒言
 膀胱癌の治療法の選択にあたり,その深達度の判定,とりわけ膀胱壁の浸潤度の判定は,最も重要な因子と思われる。膀胱癌取扱い規約1)では臨床的深達度判定法として,膀胱撮影,麻酔下での双手診,血管造影,CT,超音波断層法(エコー),リンパ管造影が挙げられている。これら判定法は,いずれも高い正診率を認めているが,各々別個に評価をなされていることが多い。今回著者は患者に対する侵襲度,および判定の正確さを考えて,最も優れていると思われるCTとエコーを比較検討し,この成績を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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