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Urological Letter・399
膀胱壁内尿管に嵌頓した結石の新術式
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ページ範囲:P.758 - P.758
文献購入ページに移動尿管口の周囲の膀胱粘膜のcuffに5-0のクロミックでstay sutureをしたあと,尿管口の周囲に円形の切開を加える。尿管の中にカテーテルもしくはゾンデを入れておいてもよし,それを用いなくてもよいが,壁内尿管を周囲から完全に切離し,末端尿管を2〜3インチ膀胱内に引き出す。こうすれば壁内結石もとりやすくなる。尿管は下部2cmぐらいが拡張しており,その下の細い末端部に結石は嵌頓しているのである。この末端部尿管を切除し,その上の拡張部を膀胱壁内に戻し膀胱壁に縫合する。尿管にはstenをしておき(訳者注:尿管カテーテルを入れて固定しておくのであろう),膀胱切開創に入れたドレナージ用ゴム管を通して創外に出しておき,7日ないし10日後に抜去する。
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