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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科39巻9号

1985年09月発行

印象記

第20回国際泌尿器科学会総会

著者: 吉田修1 折笠精一2 岡田謙一郎1

所属機関: 1京都大学医学部泌尿器科学教室 2東北大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.792 - P.794

文献概要

 国際学会に出席するときはいつも思う,できるだけ多くのものを吸収してこようと。そして帰途,機上ではいつも反省する,いつたいこの期間に何を得たかと。この反省は,学会の規模が大きければ(たとえば国際癌学会のように),それだけ深刻になる。消化できない部分があまりにも多いからである。
 国際泌尿器科学会は,出題数が1,000題程度の中等度の規模である。しかしそれでも,そのすべてに接するのは物理的に不可能であるし,さらに筆者自身が座長をしたり,また筆者の教室からの出題はpriorityがあり,ために興味のある演題が聞けないこともある。本文はウイーンでの学会の学術的な報告というよりは,文字通りの印象記にすぎない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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