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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科40巻10号

1986年10月発行

症例

膀胱印環細胞癌の1例

著者: 小谷俊一1 斉藤政彦1 近藤厚生2

所属機関: 1中部労災病院泌尿器科 2名古屋大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.843 - P.845

文献概要

 尿失禁を主訴として受診した膀胱原発印環細胞癌の1例を報告した。症例は56歳,女性で,20年以上前に臍尿瘻との診断で3回骨盤内手術の既往がある。萎縮膀胱と診断し,膀胱全摘,回腸導管施行したが,病理診断は印環細胞癌であつた。膀胱原発印環細胞癌はわれわれの知る限り既に32例の報告があり,その予後は極めて不良であつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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