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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科40巻11号

1986年11月発行

症例

診断困難であつた尿路結核の1例

著者: 浦俊郎1 百武宏幸1 今村厚志1 原種利1 湯下芳明2

所属機関: 1長崎市民病院泌尿器科 2長崎大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.931 - P.933

文献概要

 左腰痛,微熱を主訴に受診した40歳の男性にDIP,逆行性腎盂造影,膀胱鏡検査を施行し悪性腫瘍を疑い,精査の結果3回目の生検にて結核と診断し保存的に治癒した。近年典型的な尿路結核は減少しているとされているが,結核菌培養検査,生検は繰り返し根気強く施行することが重要であると思われた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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