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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科40巻5号

1986年05月発行

原著

膀胱腫瘍早期診断のための臨床像

著者: 今井強一1 猿木和久1 松尾康滋1 中田誠司1 川島清隆1 山中英寿1 矢島久徳2 登丸行雄3 鈴木慶二4

所属機関: 1群馬大学医学部泌尿器科学教室 2前橋赤十字病院泌尿器科 3桐生厚生総合病院泌尿器科 4群馬大学医療技術短期大学部病理学

ページ範囲:P.383 - P.386

文献概要

 膀胱腫瘍の臨床像の解析はこの腫瘍の特性を知るうえで重要な研究課題であると考える。また,癌治療一般についていわれている癌の早期発見・早期治療は膀胱腫瘍においても成り立つか興味のもたれる問題である。そこで,群馬大学泌尿器科開設以来23年の間に経験した375症例の年齢,組織型,症状などについて検討を加え,膀胱腫瘍の診断に対して病歴あるいは膀胱鏡といつた基本的診断手技の意義の再確認と,膀胱腫瘍においても早期発見・早期治療のテーゼは成立することを確認した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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