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交見室
脂肪性髄膜瘤による尿失禁に対するStamey法について
著者: 加藤久美子1
所属機関: 1名古屋大学泌尿器科
ページ範囲:P.424 - P.424
文献購入ページに移動神経因性膀胱にStamey法を適用する上で最大の問題点は,高木先生のご指摘通りdetrusor hyperreflexiaの症例に行つてよいかということでしよう。Woodsideら(J.Urol.,135;97, 1986)はこのような症例を除外すべきだと述べていますが,私たちは論文に挙げた条件を満たす症例には積極的にStamey法を試みてよいと信じます。間欠導尿や服薬など十分な自己管理ができることは特に重要な条件で,これが守られないと安田先生のご経験のように上部尿路が荒廃する危険が増大すると思われます。
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