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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科40巻7号

1986年07月発行

文献概要

症例

術前診断された縦隔内上皮小体腺腫

著者: 眞田寿彦1 武宮三三2 坂口友次朗3 岩渕秀一3 亀田典章4 佐々木康人5

所属機関: 1眞田病院泌尿器科 2千葉県がんセンター頭頸科 3東京慈恵会医科大学第2外科学教室 4東邦大学医学部第1病理学教室 5東邦大学医学部放射線科学教室

ページ範囲:P.589 - P.591

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 33歳,主婦。主訴は左腰部痛および頻回の嘔吐。臨床検査成績から原発性上皮小体機能亢進症および左腎結石と診断。術前部位診断としてT1/201/Tc−99mサブトラクション法によるRI診断を施行。タリウムシンチグラフィーで縦隔左上部に異常集積像をみた。胸骨縦切開にて,大動脈弓上の上皮小体腺腫(28×20×5mm, 2,300mg)を摘出。上皮小体腫瘍の術前部位診断法の一つとして,RI診断が有用であることを述べた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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