icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻1号

1987年01月発行

文献概要

症例

治癒的手術を行つた両側性腎細胞癌の2例

著者: 小松洋輔1 畑山忠1 田中陽一1 伊藤坦1 上山秀麿1

所属機関: 1京都市立病院泌尿器科

ページ範囲:P.43 - P.45

文献購入ページに移動
 同期性および非同期性の両側性腎細胞癌の各1例を報告した。同期性腎癌は58歳男性で超音波で偶然,右腎腫瘍を指摘され,さらにCTで左腎腫瘍も発見された。右根治的腎摘と左腎腫瘍核出を行つた。非同期性腎癌は38歳男性で右腎癌で腎摘後6年目に胆石症の精査中,CTで左腎腫瘍を発見され腎部分切除を行つた。両側性腎癌の進展度分類について文献的に考察し,統一した基準がないことを明らかにして,その取扱いについて論じた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら