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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻1号

1987年01月発行

症例

経皮的腎尿管切石術と体外衝撃波で治療した単腎サンゴ状結石の1例

著者: 中村敏之1 上原尚夫1 篠崎忠利1 高橋溥朋2 喜連秀夫2 山中英寿3

所属機関: 1上毛泌尿器科病院 2足利赤十字病院泌尿器科 3群馬大学医学部付属病院泌尿器科

ページ範囲:P.51 - P.54

文献概要

 55歳女性。1980年に他医にて左腎結石による膿腎症のため左腎摘術を受けた。その後,右腎結石に対して経過観察を行つていたが腎機能障害が進み,当院受診。高度の腎機能障害を呈する症例であつたが,経皮的腎尿管切石術(PNL)と体外衝撃波(ESWL)の併用療法により重大な合併症もなく,腎機能にも悪影響を及ぼすこともなく治療しえた。大結石に対してはPNLとESWLの併用療法が安全かつ有効だと考え,今後,治療の一法として施行していく予定である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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