文献詳細
症例
文献概要
患者は52歳男性で,2児の父親である。左陰嚢内容の無痛性腫大を主訴に当科に受診した。超音波検査で,左陰嚢内に睾丸と区別される充実性腫瘤を認めたので,入院後直ちに局麻下,左陰嚢内容を一塊として摘出した。摘出標本は15×12×5cm,370g,腫瘤と精索動静脈は強く癒着していた。組織学的には腫瘍組織は大部分成熟した脂肪細胞で構成されており,精索脂肪腫と確定診断した。本症例は調査した範囲では本邦40例目である。
掲載誌情報
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