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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻10号

1987年10月発行

綜説

最近の新抗癌剤

著者: 小川誠1

所属機関: 1癌研究会付属病院化学療法科

ページ範囲:P.837 - P.845

文献概要

はじめに
 癌は全身病であり,よつて全身的な化学療法が最適の治療手段である。化学療法は進行癌のみでなく,術前,術中,術後の補助化学療法として適用される範囲は広い。
 癌化学療法の治療成績の進歩は,新抗癌剤の発見と有用な併用療法の開発によりもたらされている。たとえば泌尿器科領域においては,Cisplatin,Etoposideの導入により,治療成績が著しく向上した事実をみても明白である。
 本稿では,近年開発され,臨床研究されている新抗癌剤につき綜説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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