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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻10号

1987年10月発行

症例

傍睾丸横紋筋肉腫

著者: 中田誠司1 関原哲夫1 牧野武雄1 柴山勝太郎1 山中英寿2

所属機関: 1富岡厚生病院泌尿器科 2群馬大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.900 - P.901

文献概要

 6歳の男児が右陰嚢部腫大を主訴として来院した。右睾丸腫瘍の疑いにて高位除睾術を施行したところ,病理組織にて横紋筋肉腫の診断を得た。術後,放射線療法,化学療法を追加し,術後10ヵ月の現在再発,転移の徴候なく外来通院中である。本症例は,傍睾丸横紋筋肉腫として本邦88例目の報告と思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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