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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻11号

1987年11月発行

文献抄録

間質性膀胱炎患者の膀胱壁内肥胖細胞の増加について

ページ範囲:P.939 - P.939

文献概要

 間質性膀胱炎は主として中年女性にみられる慢性膀胱炎で,恥骨上の疼痛,頻尿,急迫排尿などを訴えるのが特徴的症状である。しかし,本疾患の発病原因はなお不明である。
 本疾患において膀胱利尿筋東中の肥胖細胞の増加については既に二,三の研究報告があるが,Kastrupら(1983)の報告では,本疾患と他の慢性膀胱炎患者と比較してみると,膀胱筋東中の肥胖細胞は間質件膀胱炎では非常に増加しており,筋東中の肥胖細胞が20/mm2以上のものは,88%が本疾患であるとしている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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