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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻12号

1987年12月発行

症例

膀胱マラコプラキアの1例

著者: 池田龍介1 山口智正1 津川龍三1

所属機関: 1金沢医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.1081 - P.1083

文献概要

 症例は62歳女性。頻尿を主訴とし繰り返す膀胱炎の精査を希望して来科。膀胱鏡検査にて黄色の境界明瞭な腫瘤を認め,膀胱腫瘍疑いにて入院した。TUR施行し病理学的検索にて特徴的なMichaelis-Gutmann小体を有する膀胱マラコプラキアと診断された。右尿管閉塞に対して膀胱部分切除術および膀胱尿管新吻合術を施行した。術後膀胱鏡検査にて残存腫瘤を認めたため塩化ペタネコールの投与開始,腫瘤縮小を認め尿路感染の再発もない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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