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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻3号

1987年03月発行

講座 パソコンの臨床応用入門

Ⅲ.データベースの利用法

著者: 中村清吾1

所属機関: 1聖路加国際病院外科

ページ範囲:P.233 - P.237

文献概要

はじめに
 今回は,パーソナルコンピュータによるデータベースの利用法について解説することにする。医師がパソコンを仕事に用いる場合,ワープロ機能をマスターすると,次に利用したいと考えるのが患者データベースや文献データベースであろう。しかし,ワープロであれば,世に普及しているワープロソフトに第二水準漢字あるいは医学用語辞書を付ければ,ほぼ目的を達することができるが,データベースの方は,2〜3万円の安価なものから,数十万円の高機能なものまで様々な種類があり,目的に応じてレベルを選択する必要がある。また,高価格のソフトであるからといつて医師の利用目的を必ずしも満足させるとは限らない。メーカーの宣伝はあらゆる情報が手のひらの上に乗るような種々の夢を抱かせるが,一歩選択を誤まれば,パソコンそのものがほこりを被る原因ともなりかねないものである。そこで,今回はデータベースソフトの選び方から使い方までを実例を交えながら紹介する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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