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交見室
文献概要
佐久総合病院,田中正敏先生方の上記の発表(臨泌41巻1号)を興味深く拝読させて戴きました。まず,比較的短期間に多数の症例を診断されていることに敬意を表します。
論文の要旨は,CISと診断しても全摘標本では微小浸潤や筋層浸潤のみならず尿管下部や後部尿道ひいては前立腺導管内にも高率にCISの合併を認めることから,細胞診陽性のflat cancerは浸潤の有無にかかわらずすべてCISと呼称すべきであり,また,現時点でのCISの治療法は全摘がベストであるということかと思います。
論文の要旨は,CISと診断しても全摘標本では微小浸潤や筋層浸潤のみならず尿管下部や後部尿道ひいては前立腺導管内にも高率にCISの合併を認めることから,細胞診陽性のflat cancerは浸潤の有無にかかわらずすべてCISと呼称すべきであり,また,現時点でのCISの治療法は全摘がベストであるということかと思います。
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