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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻4号

1987年04月発行

文献概要

原著

Cohen術式による膀胱尿管逆流防止術の成績

著者: 久志本俊郎1 大島一寛1 有吉朝美1

所属機関: 1福岡大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.307 - P.309

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 原発性膀胱尿管逆流97尿管に対しCohen法による逆流防止手術を行い,その成績をPolitano-Leadbetter法(P-L法)76尿管のそれと比較検討した。その結果,手術成功率は両者とも97%前後を示し,満足すべき成績を得た。しかし,Cohen法はP-L法に比し手技が容易で安全であり,そのため術後入院期間が短縮されること,また新尿管裂孔を作成する必要がないため,術後上部尿路に及ぼす影響が少ないこと,などの利点を有することがわかつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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