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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻4号

1987年04月発行

症例

冠状動脈用カテーテノレを用いた経皮的腎血管形成術の1例

著者: 武田正之1 木村元政2 片山靖士1

所属機関: 1新潟大学医学部泌尿器科学教室 2新潟大学放射線科学教室

ページ範囲:P.323 - P.325

文献概要

 患者は38歳男性で,人間ドックで高血圧,高レニン血症を指摘され,外来digitai sub-traction angiographyで右腎動脈狭窄を疑われた。血管造影で右腎動脈分岐部の60%狭窄を認めたため,経皮的冠状動脈形成術用カテーテルを用いてcoaxial法で経皮的腎血管形成術を行つた。術後血清レニン活性,狭窄部前後の圧較差は著明に改善し,血圧も正常化した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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