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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻5号

1987年05月発行

文献概要

症例

尿管ステント自然離断の2例

著者: 工藤達也1 東野一郎2 鈴木唯司1 高島徹1 柳谷仁志1 冨樫繁也1

所属機関: 1弘前大学医学部泌尿器科学教室 2むつ総合病院泌尿器科

ページ範囲:P.417 - P.419

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 尿管ステント(double pigtail ureteral stent)自然離断の2例について報告した。留置期間はそれぞれ15ヵ月,12ヵ月で離断部位はいずれも腎の呼吸性移動により尿管が屈曲する部位であり,離断の原因は長期間の屈伸力によるステント材質の疲労と考えられた。遺残したステントはいずれも保存的に,すなわち1例は経膀胱鏡的に軟性異物鉗子を使用し,他の1例は経皮的腎瘻よりバスケットカテーテルを用いて摘出した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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