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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻5号

1987年05月発行

症例

多尿を主症状とした褐色細胞腫

著者: 清水弘文1 伊藤貴章1 平田亨1 秋鹿唯男1 間宮良美1 三木誠1

所属機関: 1東京医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.425 - P.427

文献概要

 褐色細胞腫は典型的臨床症状から,その存在が疑われやすいが,今回多尿を主症状とする1例を経験した。患者は10年来多尿を自覚するも放置,健康診断にて糖尿病を疑われ,精査中左副腎腫瘍が判明した。10.5×9.0×5、0cm,340gの腫瘍摘出後,血中・尿中ノルアドレナリン値,尿量は正常になつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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