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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻5号

1987年05月発行

症例

子宮摘出時の尿管結紮に基づく広範な尿嚢腫

著者: 竹崎徹1 石塚修1 加藤晴朗1 市川碩夫1

所属機関: 1山梨県立中央病院泌尿器科

ページ範囲:P.433 - P.435

文献概要

 49歳の女性が左下腹部および大腿部の疼痛を主訴に来院した。約4ヵ月前に子宮筋腫で子宮全摘を受け,このとき左尿管結紮を受けていた。CTなどを含む諸検査の結果,左腎周囲から骨盤腔,左大腿三角部にまで及ぶ尿嚢腫が認められた。左腎摘除術後,尿嚢腫は消褪し,愁訴は消失した。このような広範な尿嚢腫はこれまでに報告されていない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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