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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻6号

1987年06月発行

文献概要

症例

両側多発性副腎腺腫による原発性アルドステロン症

著者: 打林忠雄1 布施春樹1 久住治男1 太田博真2 松原藤継3

所属機関: 1金沢大学医学部泌尿器科学教室 2金沢大学第1内科学教室 3金沢大学中央検査部

ページ範囲:P.525 - P.527

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 両側副腎腺腫による原発性アルドステロン症に対し,右副腎全摘除術および左副腎亜全摘を施行し,その臨床経過について検討した。右副腎には25×25×10mmおよび3×3×2mm,左副腎には8×7×4mmおよび7×6×3mmの表面平滑淡黄色の腫瘤を認めた。組織学的には明澄細胞を主たる構成成分とする腺腫で,一部充実細胞も認められた。術後補充療法中止後,副腎機能は正常に保たれ,血漿アルドステロン値,コルチゾールおよび血漿レニン活性は正常化した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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