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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻6号

1987年06月発行

症例

先天性陰茎弯曲症を合併した静脈性インポテンス

著者: 川西泰夫1 今川章夫1 香川征2 黒川一男2

所属機関: 1高松赤十字病院泌尿器科 2徳島大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.541 - P.543

文献概要

 23歳の男性,インポテンスを主訴に受診。勃起機能検査の結果静脈性インポテンスであることが明らかになつた。勃起機能検査の海綿体灌流で完全勃起を観察したところ陰茎弯曲症を認めた。静脈性インポテンスに対しては深陰茎背静脈結紮術を行い,陰茎弯曲症に対してはNesbit法による陰茎形成術を行つた。術後勃起機能は正常化しまた勃起時の陰茎はまつすぐとなり,現在術後7ヵ月であるが性交可能である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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