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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻7号

1987年07月発行

手術手技

膀胱弁による下部尿管延長術—Boari法

著者: 山本憲男1 藤井光正1 酒徳治三郎1

所属機関: 1山口大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.569 - P.576

文献概要

 Boari法とは下部尿管の損傷,狭窄,瘻孔などの病変に対して弁状に切開した膀胱壁を用いロール状に下部尿管を形成し病変部尿管を補う術式である。最近では結核の減少や内視鏡的手術の進歩に伴いその適応症例は減少しているが,病的尿管の原因,位置,範囲を術前に十分検討し正確に適応症例を選ぶことが大切である。応用範囲も広く手技も簡便であり泌尿器科医として知つておかねばならない術式の一つである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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