icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻7号

1987年07月発行

症例

睾丸カルチノイド腫瘍

著者: 木村明1 樋口照男1 秋間道央2

所属機関: 1東芝中央病院泌尿器科 2東芝中央病院病理

ページ範囲:P.626 - P.627

文献概要

 60歳男性。1984年頃より右陰嚢内容の腫脹に気づく。1985年6月当科受診。右睾丸腫瘍の診断で高位除睾術を施行した。病理組織学的には,種瘍は索状あるいは胞巣状の配列を示す境界不明瞭な細胞より構成されており,Grimelius法陽性で,カルチノイド腫瘍と診断された。消化管の精査のため大腸ファイバースコピーを施行したところ直腸およびS状腸にポリープを認めたため内視鏡下に切除したが病理組織学的には管状腺腫であつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら